設計段階から倉敷の四季の風向きを考慮に入れて（通風を計画）、冬の光を取り入れ夏の日差しをさえぎるように（採光を計画）した「暮ら四季の家」和風の平屋。

SW工法の高気密・高断熱住宅で温度のバリアフリーも実現。屋根には太陽光発電パネルを設置。

外壁は焼き杉貼り、屋根は日本瓦葺。玄関ホールの天井は網代貼り、落ち着いた和風のデザインに仕上げた。靴箱はケヤキ材を使った職人の手作り。床は無垢のサクラ材を使用。ちょっとした来客に対応するために、テーブルといすが設置できるようホールを広めにとっている。

広々としたLDK。夏は家の中を風が通り抜けるように窓を配置している。LDKから続く和室は、建具を開けると大勢が集える空間になる。

倉敷市　S様邸

外壁に貼った杉板が外観に温かみをプラスしている。玄関は引き戸、子どもを抱いたままでも、荷物を持ったままでも開けやすい。

キッチンからはダイニング・リビングが見わたせる。

 床は松の無垢材、壁の腰板は桧の無垢材を使用。

1階ＬＤＫに続く和室は桧の柱が見える真壁造りに。

2階の子ども部屋は屋根の形状そのままの斜傾天井。伸びやかな空間が広がる。

倉敷市　Y様邸