ゼロエネルギー住宅

ゼロエネルギー住宅とは、太陽光発電システムなどで「創るエネルギー」が 暮らしの中で「使うエネルギー」を上回る(もしくは等しい)住宅のことを言います。

 暮らしの中で「使うエネルギー」とは、日々の生活で照明やエアコン、料理、給湯などで使用する電気やガスなどです。この「使うエネルギー」よりも「創るエネルギー」が多い(もしくは等しい)ということは、自給自足が出来る、環境に優しい住宅であると言えます。

 竹田建設のご提案する住宅は、単に省エネ機器などの機械に頼ってのエネルギー削減ではなく、高い性能と自然のチカラを活かしたパッシブデザインにより「使うエネルギー」を抑えた省エネ住宅です。一般的な住宅に比べ、約40%も削減しています。(当社モデルハウスの場合41%削減)出来るだけ機械に頼らず、メンテナンス(維持)費用等の負担も少ない、住む人にも優しい住宅をご提案しています。

 また、ゼロエネルギー住宅よりもさらに高い性能が求められる「CO2排出ゼロ住宅(ゼロエミ住宅)」を研究し、環境への配慮も考えた住宅をご提案しています。ここでは、当社のご提案するワンランク上のゼロエネルギー住宅のポイントをご紹介します。

住宅の基本性能の向上

高気密・高断熱住宅

 当社では㈱LIXILのスーパーウォール(SW)工法をご提案しています。スーパーウォール(SW)工法は高性能パネルを用いた高気密・高断熱・高耐震な住宅です。高性能な発泡ポリウレタン断熱材を使用しているパネルは、気密・断熱パッキンでより気密性の高い住宅に。

 どんなに断熱性能を上げても、気密性能が高くないと省エネ住宅とは言えません。隙間だらけの部屋では冷暖房が効きにくいのと同じです。省エネ住宅には高気密・高断熱は欠かせません。

快適で健康な暮らし

 高気密・高断熱の住宅では、床から天井までほぼ均一な温度を保ち、足元まで快適です。冬に暖房をつけると足元は寒いのに顔の周りは暑くてぼーっとする、ということもありません。

 また、部屋間の温度差もほとんどないので、ヒートショックも防ぐことができます。夜に寝室からトイレに行くときに寒さを感じていませんか?ヒートショックなどの家庭内での事故は交通事故の約4倍とも言われています。家のどこにいても快適な暮らしは住む人の身体にも優しい家なのです。

 住宅の基本性能の向上は、エネルギーの削減だけでなく、快適で健康な暮らしへとつながります。 地球に優しく、住む人にも優しい家づくりを実現します。

自然のチカラを活かした設計

 自然の涼しさや暖かさを積極的に採りこみ、自然のチカラを利用することこそ快適な省エネ生活のポイントです。

 機械に頼る前に、まずは自然のチカラを活かす通風・採光計画を行い設計します。通風計画では風の流れを設計し、窓の位置や大きさ等を工夫。部屋の中を涼しい空気が流れる設計に。採光計画では冬は日差しを採りこむように、夏は日差しを遮るように設計します。

 間取りだけでなく、軒の出や庇(ひさし)、窓の位置などの細かい配慮が冷暖房費の削減につながります。また自然を身近に感じる工夫で、季節を楽しみながら心地よく過ごすことができます。

 このような設計はパッシブデザインと言われています。→パッシブデザインのページへ

省エネ設備と創エネ設備

省エネ設備

 「暮らしで使うエネルギー」では冷暖房費が一番多いと思われがちですが、年間を通して考えると照明や給湯など毎日使うものも多くを占めています。

 照明は採光計画による設計の工夫に併せて、LED照明や人感センサーの採用を。 給湯に関しては、エコキュート等の高効率設備の採用をご提案しています。

 また、エネルギーの損失で鍵となるのが「換気システム」です。 せっかく暖まった(冷えた)空気を排気して、外の冷えた(暑い)空気を吸気することになります。 そこで、吸排気時の熱損失を最小限に抑えれるような高性能な換気システムをご提案しています。

 省エネ機器と併せて、節水機器の採用もオススメです。 シャワーなどの水栓やトイレ、食器洗い乾燥機など、毎日使うものだから節水効果も大きく、住宅の低炭素化にもつながります。

創エネ設備

 「創り出すエネルギー」は太陽光発電システムの採用がゼロエネルギー住宅において最も現実的です。


 太陽光発電システムはクリーンエネルギとして注目されており、地球環境に優しいエネルギーです。余った電力は売電できることから家計にも優しいのが特徴です。


 また、災害時等の非常用として携帯電話の充電などに活用できるといった安心もあります。

さらに「おトク」と「安心」を

光熱費がおトクに

 高性能なゼロエネルギー住宅では、一般的な住宅に比べ家の中での温度差が少なく、冷暖房の費用が大幅に削減が見込めます。

 また、現在は電気の売電価格が買電価格よりも高くなっています。太陽光発電システム等の創エネルギー設備の搭載により、年間を通じて光熱費がプラスとなり副収入が期待されます。様々な条件で光熱費のかかる場合もありますが、大幅な削減になることは確かです。

 住宅ローンは完済すれば終わりですが、エネルギーは暮らしていく限りずっと必要なので光熱費の負担を抑えられるのは、大きなメリットではないでしょうか。

第三者評価機関による評価と認定

 当社では新築の住宅には、建築物省エネルギー性能表示制度であるBELS(ベルス)を取得しております。これは、第三者評価機関が建物の省エネルギー性能を評価し、認定する制度のことです。建物の省エネルギー性能を数値化して認定してもらうことで、その建物の資産価値向上にもつながると考えています。

 当社はBELS工務店としてBELS普及に取り組んでいます。

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竹田建設株式会社
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